訪問看護ステーションのご紹介
かかりつけ看護師として、安心をお届けします!
当院は、『常に地域の皆様に愛され信頼される病院』を目指しており、介護保険制度が始まる以前から訪問看護サービスの提供を行っております。
「家に帰りたい」を実現するために、入院中から病棟に伺い、医師、ケアマネジャー、など他の専門職と連携をとりながら医療的ケア、療養上のお世話や助言、心のケアやご家族からの相談など、看護の専門職として「安心しておうちで生活できるように」そして「最期まで自分らしく家で過ごしていただけるように」お手伝いします。
また、教育ステーションとして、訪問看護師の研修や市民フォーラムの開催など、地域の皆様と在宅医療について考える研修なども行っています。
理念
赤十字の基本理念「人道」にもとづき、私たちは在宅療養者や家族が安心して充実した療養生活が送れるよう、その人らしさを大切にした看護を提供いたします
特徴
- 機能強化型ステーションとして、高い臨床実践力を備えた看護師が、医療と生活の両方の視点で健康をサポートします。
- 医療的ケアが必要な患者様にも即対応します。24時間対応体制で安心をお届けします。
- 特定行為看護師や認知症ケア専門士、急性期ケア専門士、糖尿病重症化予防(フットケア)修了、ELNEC-J(緩和ケア)研修修了など様々なスキルをもった看護師が、お身体の状態変化にいち早く対応します。
- ステーション開設から20年以上という豊富な経験のもと、患者様の幸せを第一に考えたケアを実施します。
- 病院併設のステーションなので、院内の様々な専門職をリソースとして活用し、チームで対応します。
訪問看護の内容
- 病状の観察とチェック (病気や障がいの状態、血圧、体温、脈拍)
- 療養生活上の看護 (身体の清拭、洗髪、入浴介助、食事や排せつの介助・指導、薬の管理指導など)
- 医師の指示による医療処置 (点滴、カテーテル管理、インシュリン注射など)
- 床ずれ予防・処置 (床ずれ防止の工夫や指導、床ずれの手当てなど)
- がんの在宅療養 (痛みや苦痛を緩和するための薬の管理、症状を安定させるための看護を実施)
- 看取りへのケア (がん末期や終末期でも自宅で過ごせるよう、適切な看護を実施)
- 認知症へのケア (利用者と家族の相談、対応方法をアドバイス)
- 在宅リハビリテーション(拘縮予防や歩行、嚥下などの機能練習、在宅で必要な生活行為の練習など)
- ご家族への介護支援・相談 (介護方法の指導や様々な相談)
訪問看護利用の流れ
- ご相談受付(いずれかの方法でご相談ください)※受付時間 平日(月~金)9:00~17:00
- 介護認定を受けている方は、担当ケアマネジャーに相談
- 当院の総合相談支援センターに相談
- 主治医に相談
- 直接、訪問看護ステーションに相談
- 訪問看護師より説明・契約
- 利用者様の情報やご希望を確認させていただき、重要事項説明・契約を行います。
- 訪問看護開始
- 初回訪問日を決定し、訪問看護師がおうちにおうかがいします。
- その他
- 訪問看護を利用するには主治医の指示(訪問看護指示書)が必要です。
- かかりつけ医、医療機関、ケアマネジャー、ヘルパー等関係職種の皆様と連携し、サポートさせていただきます。
訪問看護を利用する費用について
- 訪問看護は保険が適用されます。病気の種類や年齢によって「介護保険」と「医療保険」に分類されます。
- 介護保険、医療保険とも1~3割負担となります。
- 医療保険での訪問看護の場合のみ、費用とは別に交通費がかかります。
- 利用料金は、訪問した回数・身体状態・お住まいの市町によって異なります。
- 生活保護の医療扶助を受けている方は、医療費・交通費が全額免除されます。
- 被爆者健康手帳をお持ちの方は、医療費が全額免除されます。
- 重度障害者医療費受給者証・自立支援医療受給者証(精神通院)・特定医療費(指定難病)受給者証・小児慢性特定疾患医療受給者証、乳幼児等医療受給者証などをお持ちの方は、医療費の一部が免除されます。免除額については市町によって異なります。
- 高額療養費制度の限度額認定証の適用が受けられます。
- 介護保険も医療保険の場合でも、身体の状態や医療機器などの利用によっては、別途費用が必要な場合があります。
訪問範囲
広島市内(中区・西区・南区)。自転車で片道20分以内が目安です。まずはご相談ください。
営業日・営業時間
平日 8:25~17:00 ※緊急時や臨時訪問が必要な場合はこの限りではありません。24時間対応体制をとっています。
お申し込み・お問い合わせ
広島赤十字・原爆病院 訪問看護ステーション
TEL:(082)241-8311
FAX:(082)241-0922