日赤ごはん 第7号
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30 ~かぼちゃの栄養~ ◎かぼちゃに含まれる栄養には、 ・βカロテン ··· 体内でビタミンAに変わり、活性酸素の害から体を 守ってくれます ・ビタミンE ··· 抗酸化作用(体内での酸化を防ぐ作用)により、血管の老化や動脈硬化を起こしにくくしてくれます。 ・ビタミンC ··· コラーゲンを作る手助けをしたり、ストレスに抵抗する力を作ります ・カリウム ····· ナトリウムの排泄を促すことで、むくみの解消や高血圧の予防に有効とされています ・食物繊維 ····· 大腸の蠕動(ぜんどう)運動を促進し排便を促す働きやコレステロール値を低下させる作用があります などがあります。 ◎かぼちゃは冬に美味しくなる!! かぼちゃの収穫は、夏~初秋にかけて行われます。収穫後3カ月程度ねかすことで、熟成して甘みが増し、冬になる頃には、ホクホクした美味しいかぼちゃになります。また、かぼちゃは栄養価が高いことでも優れています。特に含有量の多いβカロテンやビタミンEは、油と一緒に調理することで、体内での吸収率がアップすると言われています。今回は、かぼちゃの甘みを活かしたお菓子レシピを載せています。ぜひご家庭でも作ってみてください♪ 病院食レシピ「日赤ごはん」が皆さまの 生活の中で少しでもお役に立てること を願っています。 ●食べ物の栄養

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