昭和14年に当院の前身である日本赤十字社広島支部病院を設立しました。昭和20年8月6日の原子爆弾投下で甚大な被害を受けましたが、その極限の状況下でも当時の職員は被爆者医療に懸命に取り組みました。昭和31年に世界で初の被爆者医療の専門病院である広島原爆病院が敷地内に併設されました。昭和63年の改築を期に2つの病院を統合し、広島赤十字・原爆病院と名称を変更しました。診療機能や患者さんのアメニティー充実を図る病院再整備事業は、令和元年の緩和ケア病棟19床のオープンで完了しました。現在、診療科数は34を数え、地域の中核病院として地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院、災害拠点病院等に指定されています。職員約1,300名が質の高い医療を提供できるよう日々務めています。広島赤十字・原爆病院院長 古川善也当院の経営理念である「人道・博愛の赤十字精神のもと、人々に愛され信頼される病院」を目指し、質の高い医療・看護を提供し続けられるよう職員一同、一層の研鑽に努めてゆく所存です。また、地域と適切な連携を図り、地域医療に貢献するとともに、積極的な災害救護活動にも努めてまいります。変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。1■■■■■■■■■■■■■■
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