3Emergency Medical Provide TeamRapid Response Team今月のトピックス活動内容は多岐にわたりますが、その中からいくつかをご紹介いたします。院内での救急医療の普及と、心停止の防止に取り組んでいます。救急医療普及チーム EMPTEMPTは、院内の救急医療の普及を目指し、スタッフの技術向上に取り組んでいます。講習会や模擬訓練の開催など、日々さまざまな活動を行っています。院内迅速対応チーム RRT院内心停止を防ぐ取り組みとして、令和4年度から院内迅速対応システムRRS(Rapid Response System)の運用が開始されました。病院内であっても心停止に陥ってからの対応では生命予後が不良であることが分かっています。RRTは心停止に陥る前に生じる予兆をとらえて早期に対応する訓練されたチームです。また、急変の発生時にも同じチームで対応しています。チーム医療の紹介BLS講習会・ICLSコースの開催院内の全スタッフを対象に、心肺停止や呼吸停止などに対する一次救命処置(BLS/Basic Life Support)や二次救命処置(ICLS/Immediate Cardiac Life Support)と呼ばれる蘇生法のトレーニングを行っています。受講者は少人数のグループに分かれ、経験豊富な専門スタッフから丁寧な指導を受けています。急変時シミュレーション研修の実施患者さんの急変時に対応できるよう、病棟や部署ごとにさまざまなシミュレーション研修を行っています。しっかりトレーニングを積んでもらえるよう、質問がしやすい環境を心がけています。RRTコールへの対応患者さんの急変の予兆を感じたスタッフは、あらかじめ定められた生理学的な基準(RRS起動基準)に基づきRRTへ電話連絡を行います。RRTは現場にかけつけ、患者さんの状態を評価し初期対応を行います。また、院内で発生したさまざまな急変に対応しています。RRS症例検討会の開催実際にRRTが対応した症例からピックアップし、カンファレンス形式で共有して振り返ります。急変の予兆の察知とRRS起動のタイミングやRRTの対応後の経過などを検討し、より安全、安心な医療が提供できるようスタッフの知識・技術向上に努めています。また、検討会を通じ、適切に急変の予兆をとらえ早期にRRSを起動できるよう、全職員への啓発活動を行っています。 救急医療普及チーム EMPT院内迅速対応チーム RRT
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