ほほえみvol.95 2024年冬号
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急なケガや病気で「治療費が心配」「退院後の生活が不安」など、療養生活の中では様々な心配事が出てくると思います。私たち医療ソーシャルワーカーは、そのような悩みを抱えた患者さんやご家族が、安心して治療を継続できるよう、社会福祉の専門的な立場から一緒に考え、支援しています。また、院内の医師や看護師をはじめとするスタッフや院外の医療・福祉の専門の方々との橋渡し役となり、情報を共有しながら、患者さんが安心して生活ができるよう一緒に考えていきます。当院には外来・入院それぞれに担当の医療ソーシャルワーカーがいます。なにか心配事がございましたら、お気軽にご相談ください。令和5年11月2日(木)、地域の医療従事者を対象に、ANAクラウンプラザホテル広島にて研修会を開催しました。研修会では、当院医師からロボット手術について症例実績を発表した後、埼玉医科大学国際医療センター 精神腫瘍科教授 大西 秀樹先生をお招きし、「がん医療で心のケアが欠かせない理由とその対応について」と題して貴重なご講演をいただきました。研修会終了後は、当院各診療科の紹介をしたポスターセッションを行い、参加者からの投票の結果、第三外科部が第1位に選ばれました。地域の先生方と当院医師が顔をあわせ、患者さんや診療のお話ができ、とても良い交流の場となりました。今後もこのような研修会を通して、地域医療の向上と連携を深めてまいります。   研修会場の風景みごと最優秀賞に輝いた前田第三外科部長(副院長)と古川院長Information埼玉医科大学国際医療センター 大西教授06お伝えしたい旬な情報ポスターセッションの風景ほほえみ広場患者さんが安心して療養生活を継続できるよう支援してまいります。佐藤 沙樹

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