ほほえみ冬号vol91
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病棟の看護師と患者さんの状態を情報共有多職種カンファレンスで情報共有、方針を検討病棟ラウンドで患者さんから直接話を伺う03※緩和ケアとは、病気によって生じる「からだや気持ちのつらさ」を和らげるための医療やケアのことをいいます。 それぞれの患者さんの生活に基づいて薬の必要性を判断し、痛みをコントロールできるように支援します。必要であれば医療用麻薬を服用してもらいながら、仕事を続けたり日常生活を送れたりするように、知恵をしぼって対応しています。患者さんが感じている不快な症状(「息が苦しい」「眠れない」「体がだるい」「食べられない」「咳がでる」など)を和らげ、より生活しやすくなるようサポートを行います。食欲のない人には、管理栄養士が個別に対応します。病気があることで、不安や心配など気持ちがつらくなる方も少なくありません。そういった精神的・心理的なつらさにも緩和ケアを行っています。患者さん本人だけでなく、ご家族の気持ちも大切にすることを心がけています。当院では緩和ケアを提供するために、医師をはじめとし、看護師、薬剤師、管理栄養士、作業療法士(リハビリ)、公認心理師、医療ソーシャルワーカーといったメンバーが、様々な視点からケアに携わる「緩和ケアチーム(お助けチーム)」として活動しています。緩和ケアチームでは、毎日カンファレンスを行い、患者さんやご家族がよりよく生きるためのお手伝いを行っています。緩和ケアはいつから行う?「がんと診断されたときから緩和ケア」をモットーにしています。また、がん以外の病気でもつらい症状の緩和について相談をうけて対応しています。「緩和ケア=病気の末期」というイメージを抱かれがちですが、そうではありません。緩和ケアは、病気の進行にかかわらず治療と並行して行うため、病気が診断された時点から何らかの困りごとがあれば、緩和ケアを開始します。チーム医療の紹介「からだや気持ちのつらさ」を和らげるために、多職種で「お助けチーム」として緩和ケア※を提供します。      緩和ケアチームの役割痛みへの対応痛み以外の症状への対応不安や心配への対応今月のトピックス緩和ケアチーム

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