ほほえみ vol.100 2025春号
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院長 古川 善也1939年(昭和14年)に当院の前身である日本赤十字社広島支部病院として設立されました。1945年(昭和20年)の原子爆弾投下で甚大な被害を受けましたが、その極限の状況下でも当時の職員は被爆者医療に懸命に取り組みました。1956年(昭和31年)には世界で初の原爆被爆者医療専門病院の日本赤十字社広島原爆病院が敷地内に併設され、1988年(昭和63年)に広島赤十字・原爆病院として統合されました。当院は、一般的な疾患から特殊な疾患まで幅広く診ることができる地域医療支援病院です。血液疾患の治療に力を入れてきた歴史的背景から、血液疾患を含むがん治療は当院の診療の柱であり、地域がん診療連携拠点病院に指定されています。また、災害拠点病院、難病診療分野別拠点病院に指定されているのも大きな特徴です。今後も、地域と適切な連携を図り、県の基幹病院のひとつとして、地域医療に貢献するとともに、積極的な災害救護活動にも努めてまいります。変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。記念すべき創刊号!創刊当初は縦書きで、現在と比べると文字数が多いのが特徴です。「ほほえみ」という愛称は当院職員から募集し、「お互いにほほえみをもって接したい」との思いから命名されました。わたりご愛読いただき誠にありがとうございます。今後も、「ほほえみ」という愛称にふさわしい、皆さんに親しまれる広報誌を発信できるよう努めてまいります。広島赤十字・原爆病院について特集表紙に景色の写真を採用。縦書きから横書きに変更し、ページ数を4ページから6ページに増やしました。当院職員の紹介企画をスタート。さまざまな職種の職員を紹介しました。またページ数を8ページに増やし、内容を充実させました。縦書きから横書きに!表紙に当院職員を採用1ごあいさつこのたび、広報誌「ほほえみ」は創刊から25年を経て100号を迎えました。長きに2014年(平成26年)12月~2000年(平成12年)5月~2009年(平成21年)12月~ほほえみhistoryを迎えました!ほほえみは100号

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