令和元年度 広島赤十字・原爆病院 病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 266 | 193 | 283 | 365 | 690 | 1257 | 2125 | 3525 | 2494 | 684 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110280xx99000x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 特別な処置等なし 副傷病なし | 63 | 13.06 | 11.67 | 1.59 | 64.43 | |
110280xx991x0x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 特別な処置等あり(経皮的針生検法) 副傷病なし | 43 | 4.23 | 7.00 | 0.00 | 45.51 | 腎生検 腎生検(日曜日入院) |
110280xx02x00x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 特別な処置等なし 副傷病なし | 28 | 7.04 | 8.48 | 0.00 | 68.18 | シャント造設術 |
110280xx02x1xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 特別な処置等あり(人工腎臓その他の場合) | 25 | 28.84 | 36.04 | 4.00 | 71.68 | |
110280xx99010x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 特別な処置等あり(人工腎臓その他の場合) 副傷病なし | 22 | 11.50 | 14.23 | 0.00 | 70.05 |
主な疾患としては、原発性糸球体疾患、尿細管間質性疾患、高血圧、糖尿病、膠原病、血液疾患や電解質・代謝異常に伴う全身性腎疾患、常染色体優性多発性嚢胞腎(ADPKD)、急性腎障害、慢性腎不全、血液透析、腹膜透析です。
入院患者610例/年、腎生検66例/年、透析導入57例/年、経皮的シャント拡張術・血栓除去術233例/年、内シャント設置術89例/年などの実績は、広島県内の総合病院ではトップクラスです。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
130010xx97x2xx | 急性白血病 手術あり(リンパ節摘出術等) 化学療法あり | 230 | 26.41 | 39.36 | 1.30 | 57.57 | |
130060xx99x4xx | 骨髄異形成症候群 手術なし 特別な処置等あり(ビダーザ) | 139 | 10.42 | 10.43 | 1.44 | 73.94 | |
130030xx97x3xx | 非ホジキンリンパ腫 手術あり(リンパ節摘出術等) 化学療法ありかつ放射線療法なし | 121 | 27.12 | 32.20 | 2.48 | 68.64 | |
130060xx97x41x | 骨髄異形成症候群 手術あり(リンパ節摘出術) 特別な処置等あり(ビダーザ) 副傷病あり | 119 | 38.56 | 44.56 | 0.84 | 73.86 | |
130060xx97x40x | 骨髄異形成症候群 手術あり(リンパ節摘出術) 特別な処置等あり(ビダーザ) 副傷病なし | 118 | 13.45 | 20.30 | 0.00 | 77.21 |
血液・腫瘍治療センターとして血液外来化学療法室に46床、入院では無菌室40床を含む血液専用病床70床など充実した設備で年間600例以上の新患に対応しています。血液悪性疾患の治療は主に化学療法と造血幹細胞移植です。当科では基本的に外来治療を中心とし、入院は顆粒球減少時の無菌室入院など、必要最小限にとどめることで、日常生活を送りながら治療を完了するようにしています。そのため平日、休日の区別なく外来対応ができるよう、また必要時迅速に入退院に対応できるよう外来・病棟スタッフの体制を整えています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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100070xx99x110 | 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 特別な処置等あり(インスリン) 副傷病あり(認知症等) 85歳未満 | 111 | 15.02 | 15.20 | 0.00 | 67.80 | 糖尿病合併症検査入院(4日間) 糖尿病合併症検査入院(5日間) |
100071xx99x110 | 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。) 手術なし 特別な処置等あり(インスリン) 副傷病あり(認知症等) 85歳未満 | 57 | 14.88 | 14.74 | 3.51 | 67.82 | 糖尿病合併症検査入院(4日間) 糖尿病合併症検査入院(5日間) |
100040xxxxx00x | 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 特別な処置等なし 副傷病なし | 29 | 13.00 | 13.41 | 3.45 | 64.21 | |
100060xx99x110 | 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 特別な処置等あり(インスリン) 副傷病あり(認知症等) 85歳未満 | 17 | 10.00 | 14.43 | 5.88 | 52.47 | |
100071xx99x010 | 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。) 手術なし 特別な処置等なし 副傷病 あり(認知症等) 85歳未満 | 16 | 10.25 | 12.02 | 0.00 | 62.00 | 糖尿病合併症検査入院(4日間) 糖尿病合併症検査入院(5日間) |
当院は日本糖尿病学会ならびに日本内分泌学会の認定教育施設であり、専門的な診断と治療を行うことができます。そのため、血糖コントロールの不良や感染症などによる全身状態の悪化で紹介された糖尿病患者の入院が多く、そのほかに副腎などの内分泌学的精査、甲状腺疾患の治療、低ナトリウム血症など代謝疾患の治療も行なっています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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010160xx99x00x | パーキンソン病 手術なし 特別な処置等なし 副傷病なし | 38 | 20.00 | 17.72 | 10.53 | 73.89 | |
010170xx99x00x | 基底核等の変性疾患 手術なし 特別な処置等なし 副傷病なし | 16 | 14.50 | 14.62 | 6.25 | 67.06 | |
010080xx99x001 | 脳脊髄の感染を伴う炎症 手術なし 特別な処置等なし 副傷病なし 15歳以上 | 16 | 15.50 | 12.00 | 0.00 | 49.38 | |
010160xx99x10x | パーキンソン病 手術なし 特別な処置等あり(SPECT等) 副傷病なし | 13 | 27.23 | 19.79 | 7.69 | 73.85 | |
010110xxxxx40x | 免疫介在性・炎症性ニューロパチー 特別な処置等あり(ガンマグロブリン) 副傷病なし | 12 | 20.92 | 15.90 | 16.67 | 48.58 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040110xxxxx0xx | 間質性肺炎 特別な処置等なし | 114 | 13.96 | 18.84 | 6.14 | 71.05 | |
040040xx9910xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 特別な処置等あり(気管支ファイバースコピー、経気管肺針生検法等) | 93 | 3.37 | 3.34 | 2.15 | 71.3 | 気管支鏡検査 |
040040xx99040x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 化学療法ありかつ放射線療法なし 副傷病なし | 93 | 6.32 | 9.59 | 0.00 | 70.29 | |
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 手術なし 特別な処置等なし 副傷病なし | 52 | 21.42 | 20.84 | 46.15 | 83.96 | |
040040xx9900xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 特別な処置等なし | 43 | 11.09 | 14.62 | 9.30 | 73.56 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060100xx01xx0x | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 副傷病なし | 433 | 2.15 | 2.63 | 0.00 | 67.12 | |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 特別な処置等なし 副傷病なし | 153 | 10.08 | 9.79 | 5.88 | 75.23 | 内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査(ERCP) |
060050xx97x00x | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 手術あり(肝切除術等) 特別な処置等なし 副傷病なし | 85 | 11.41 | 10.25 | 1.18 | 76.21 | |
060300xx99x00x | 肝硬変(胆汁性肝硬変を含む。) 手術なし 特別な処置等なし 副傷病なし | 79 | 9.18 | 11.64 | 5.06 | 67.96 | アンギオ(上肢用) アンギオ(下肢用) |
060300xx97100x | 肝硬変(胆汁性肝硬変を含む。) 手術あり(食道・胃静脈瘤手術等) 特別な処置等あり(血管塞栓術等) 副傷病なし | 68 | 11.74 | 12.74 | 1.47 | 66.12 | 内視鏡的硬化療法(EIS) |
ラジオ波焼灼療法は、造影超音波検査、仮想超音波検査、Fusion技術等を駆使し治療戦略を立てています。
原因となるB型、C型肝炎やアルコールによる肝硬変に対しても原因療法と同時に腹水制御や脳症の治療、静脈瘤結紮術・硬化療法に多くの実績を上げています。
胆膵領域では超音波内視鏡や内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査(ERCP)を行い、さまざまな胆道疾患(総胆管結石、胆道癌、硬化性胆管炎等)や膵臓疾患(膵管癌、膵嚢胞性疾患、慢性膵炎等)の診断や治療を行っています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050130xx99000x | 心不全 手術なし 特別な処置等なし 副傷病なし | 100 | 20.50 | 17.71 | 8.00 | 82.96 | |
050050xx02000x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 特別な処置等なし 副傷病なし | 93 | 5.59 | 4.40 | 1.08 | 72.28 | 心臓カテーテル検査(手) 心臓カテーテル検査(足) |
050050xx99100x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 特別な処置等あり(心臓カテーテル法による諸検査) 副傷病なし | 61 | 3.13 | 3.01 | 1.64 | 71.03 | 心臓カテーテル検査(手) 心臓カテーテル検査(足) |
050070xx01x0xx | 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 特別な処置等なし | 43 | 6.60 | 5.02 | 0.00 | 65.28 | |
030250xx991xxx | 睡眠時無呼吸 手術なし 特別な処置等あり(終夜睡眠ポリグラフィー) | 37 | 2.00 | 2.03 | 0.00 | 63.24 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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100250xx99100x | 下垂体機能低下症 手術なし 特別な処置等あり(下垂体前葉負荷試験) 副傷病なし | 34 | 3.59 | 3.65 | 0.00 | 9.29 | |
130110x1xxx5xx | 出血性疾患(その他)(16歳未満) 特別な処置等あり(ガンマグロブリン) | 32 | 4.63 | 6.79 | 0.00 | 6.09 | |
130010xx97x2xx | 急性白血病 手術あり 化学療法あり | 31 | 45.87 | 39.36 | 0.00 | 7.94 | |
040090xxxxxx0x | 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 副傷病なし | 18 | 4.72 | 6.19 | 0.00 | 1.50 | |
0400801199x00x | 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 特別な処置等なし 副傷病なし | – | – | 5.69 | – | – |
市中基幹病院の小児科として、気管支炎,肺炎,腸炎などの感染症を含む一般疾患の入院要請を最大限受け入れています。昨今の新型コロナウイルス感染症の流行に伴いこれらの患者さんはかなり減少しました。新生児医療では、院内で出生したリスクを有する新生児の診療を行っています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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040040xx97x0xx | 肺の悪性腫瘍 腹腔鏡下肺悪性腫瘍手術等 特別な処置等なし | 81 | 10.79 | 11.51 | 2.47 | 70.06 | 肺切除術 |
060335xx02000x | 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 特別な処置等なし 副傷病なし | 81 | 6.64 | 7.13 | 1.23 | 59.96 | |
050170xx03000x | 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 特別な処置等なし 副傷病なし | 77 | 4.43 | 5.34 | 12.99 | 76.83 | |
050170xx03001x | 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 特別な処置等なし 副傷病あり(敗血症等) | 53 | 4.87 | 10.24 | 15.09 | 81.25 | |
090010xx02x0xx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 特別な処置等なし | 50 | 5.60 | 6.10 | 0.00 | 64.76 | 乳房切除術 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 265 | 23.72 | 25.94 | 81.13 | 82.76 | 大腿骨頸部骨折(人工骨頭置換術) 大腿骨頸部骨折(γネイル術) |
160690xx99xx0x | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 副傷病なし | 47 | 21.77 | 19.40 | 55.32 | 80.64 | |
070230xx01xxxx | 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 43 | 23.02 | 23.56 | 44.19 | 76.81 | 人工膝関節全置換術(TKA) |
070343xx97x0xx | 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術あり(脊椎固定術等) 特別な処置等なし | 30 | 14.83 | 16.54 | 23.33 | 70.30 | |
07040xxx01xxxx | 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 28 | 25.86 | 21.53 | 39.29 | 69.11 | 人工股関節全置換術(THA) |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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010060×2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 特別な処置等あり(ラジカット) 副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 36 | 13.67 | 16.13 | 30.56 | 72.33 | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 特別な手術等なし 副傷病なし | 34 | 8.74 | 7.34 | 8.82 | 67.59 | |
010050xx02x00x | 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 特別な処置等なし 副傷病なし | 30 | 8.93 | 11.86 | 33.33 | 80.23 | 慢性硬膜下血腫(穿孔洗浄・酸素置換術) |
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 特別な処置等なし 副傷病なし | 21 | 19.71 | 18.81 | 71.43 | 72.81 | |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術あり(慢性硬膜下血腫穿孔戦場術等) 特別な処置等なし 副傷病なし | 19 | 11.05 | 9.67 | 21.05 | 72.79 | 慢性硬膜下血腫(穿孔洗浄・酸素置換術) |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
080010xxxx0xxx | 膿皮症 特別な処置等なし | 22 | 11.41 | 12.55 | 4.55 | 60.18 | |
080020xxxxxxxx | 帯状疱疹 | 16 | 9.31 | 9.00 | 0.00 | 65.00 | 帯状疱疹 |
080007xx010xxx | 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 特別な処置等なし | – | – | 4.01 | – | – | |
080100xxxx0xxx | 薬疹、中毒疹 特別な処置等なし | – | – | 10.81 | – | – | |
080110xxxxx0xx | 水疱症 特別な処置等なし | – | – | 28.56 | – | – |
通常の帯状疱疹は外来での内服治療となりますが、顔面発症や悪性腫瘍治療中・ステロイド内服中等で免疫低下状態の患者さんには入院加療を行うこともあります。自己免疫性水疱症に対しては、ステロイドパルス・内服やγグロブリン大量点滴を行っています。
また、皮膚腫瘍や難治性潰瘍等に対する手術や局所陰圧閉鎖療法等を行っています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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110080xx991x0x | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 特別な処置等あり(前立腺生検法) 副傷病なし | 85 | 2.00 | 2.49 | 0.00 | 69.92 | |
110070xx02020x | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 化学療法あり 副傷病なし | 60 | 6.35 | 7.25 | 0.00 | 72.77 | TUR-Bt |
110070xx0200xx | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 特別な処置等なし | 50 | 7.54 | 7.07 | 0.00 | 76.14 | TUR-Bt |
110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし | 42 | 12.26 | 12.58 | 16.67 | 80.67 | |
11012xxx040x0x | 上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 特別な処置等なし 副傷病なし | 34 | 2.32 | 2.64 | 0.00 | 68.44 |
入院の大半は手術症例で、最も多いのは膀胱がんです。表在性膀胱がんに対しては手術後の膀胱内注入療法を行っています。浸潤性尿路上皮がんに対して放射線療法化学療法を含めた集学的治療を行っています。
また当院では、前立腺生検は入院の上で行っています
尿路結石に対して体外衝撃波結石破砕術を外来で行う場合もあります。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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120170xx99x0xx | 早産、切迫早産 手術なし 特別な処置等なし | 34 | 19.65 | 19.06 | 8.82 | 31.85 | |
120180xx01xxxx | 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 | 27 | 8.22 | 9.66 | 0.00 | 32.81 | 帝王切開 |
120060xx01xxxx | 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 | 23 | 9.35 | 9.71 | 0.00 | 47.43 | |
120060xx02xxxx | 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 | 22 | 7.32 | 6.09 | 0.00 | 47.73 | |
120010xx99x40x | 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 化学療法ありかつ放射線療法なし 副傷病なし | 18 | 3.17 | 4.82 | 0.00 | 50.67 |
一方婦人科では、子宮癌や卵巣癌などの悪性腫瘍の診療を中心に行っています。手術療法、放射線療法や癌化学療法など的確な治療方針の決定と癌の種類や進行度に応じて治療法を効果的に組み合わせる集学的治療を行っています。良性疾患である子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮内膜症などでは、女性のライフステージに応じた治療を行っています。また、骨粗鬆症やホルモン療法など女性ヘルスケアのみならず、女性に特有な心身に関わる疾患である「女性医学」にも積極的に取り組んでいます。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり(水晶体再建術等) 片眼 | 42 | 2.07 | 2.78 | 0.00 | 74.79 | 白内障手術(片眼)(当日入院) 白内障手術(両眼)(前日入院) |
020150xx97xxxx | 斜視(外傷性・癒着性を除く。) 手術あり(斜視手術) | 16 | 2.94 | 3.17 | 0.00 | 13.19 | 斜視手術(前日入院) 斜視手術(当日入院) |
020280xx97xxxx | 角膜の障害 手術あり(角膜切除術等) | – | – | 9.83 | – | – | |
020320xx97xxxx | 眼瞼、涙器、眼窩の疾患 手術あり(眼窩内腫瘍摘出術等) | – | – | 3.27 | – | – | |
100140xx99x1xx | 甲状腺機能亢進症 手術なし 放射線療法あり | – | – | 22.33 | – | – |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
030230xxxxxxxx | 扁桃、アデノイドの慢性疾患 | 125 | 5.94 | 7.80 | 0.00 | 23.26 | 扁桃摘出術 |
130030xx97x00x | 非ホジキンリンパ腫 手術あり(リンパ節摘出術等) 特別な処置等なし 副傷病なし | 59 | 2.02 | 8.36 | 0.00 | 65.14 | 頚部リンパ節生検 |
030350xxxxxxxx | 慢性副鼻腔炎 | 53 | 4.13 | 6.80 | 0.00 | 52.00 | 慢性副鼻腔炎(局所麻酔) 慢性副鼻腔炎(全身麻酔) |
100020xx010xxx | 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除等 特別な処置等なし | 33 | 5.91 | 8.44 | 0.00 | 62.09 | |
030270xxxxxxxx | 上気道炎 | 31 | 4.71 | 4.94 | 0.00 | 41.13 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
070560xx99x00x | 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 特別な処置等なし 副傷病なし | 131 | 11.33 | 15.48 | 1.53 | 63.15 | |
070560xx99x01x | 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 特別な処置等なし 副傷病あり(その他の真菌感染症) | 18 | 17.89 | 25.61 | 5.56 | 61.50 | |
070470xx99x0xx | 関節リウマチ 手術なし 特別な処置等なし | 16 | 12.75 | 16.09 | 0.00 | 70.94 | |
070470xx99x5xx | 関節リウマチ 手術なし 特別な処置等あり(レミケード) | 15 | 2.67 | 2.69 | 0.00 | 60.87 | レミケード治療(2日間) レミケード治療(3日間) |
070560xx99x6xx | 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 特別な処置等あり(ガンマグロブリン) | 14 | 29.36 | 25.15 | 0.00 | 62.00 |
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 55 | – | 14 | 32 | 11 | – | 1 | 7 |
大腸癌 | 32 | 30 | 36 | 56 | 14 | 22 | 1 | 7 |
乳癌 | 32 | 27 | – | – | – | – | 1 | 7 |
肺癌 | 83 | 20 | 102 | 224 | 39 | 79 | 1 | 7 |
肝癌 | – | 24 | 27 | 10 | – | 168 | 1 | 7 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
※Stageが「不明」の項目には、癌の疑い症例も含まれています。
※患者数が10人未満の項目には、ハイフン(-)を表示しています。
当院は、地域がん診療連携拠点病院に認定されており、5大癌をはじめとする癌診療に積極的に取り組んでいます。
肺癌と肝癌の再発が他の癌と比較して多くなっていますが、これは患者数が延患者数であることに加え、肺という臓器が血液を介して全身の臓器と密接につながっているため他の臓器に転移しやすいこと、また、肝癌が主に肝炎ウイルスへの感染に由来する慢性肝疾患から生じるため、再発の確率が高いこと等に起因しています。なお、肝癌の患者数は、肝炎ウイルス治療薬の普及による肝炎罹患率の低下と共に、今後減少していくと予測されます。
当院では、関係する診療科が密に連携し、それぞれの患者さんに適した治療法を提案しています。
詳細については、当院ホームページ「トップ画面>当院のがん治療>がんの診療内容、診療実績」をご覧ください。
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 36 | 9.17 | 53.17 |
中等症 | 126 | 13.13 | 78.26 |
重症 | 34 | 20.15 | 82.15 |
超重症 | 17 | 19.47 | 83.94 |
不明 | – | – | – |
肺炎を発症した環境によって分類すると、市中肺炎と院内肺炎とに分けられ、そのうち市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人に発症する肺炎です。市中肺炎患者を、A-DROPスコアを用いて重症度分類し、集計した結果を示しています。(誤嚥性肺炎・ウイルス性肺炎・インフルエンザ等は除外)
軽症及び中等症の患者さんが全体の約7.5割を占めていますが、重症度が高くなるにつれて平均年齢も高くなっていることから、高齢者の市中肺炎が特に重症化しやすいことがわかります。
【A-DROPスコア】
・男性70歳以上、女性:75歳以上
・BUN21mg/dL以上または脱水あり
・SpO2≦90%(PaO2≦60Torr)
・意識障害あり
・収縮期血圧90mmHg以下
※5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点。
(軽症0点、中等症1~2点、重症3点、超重症4~5点、ただしショックがあれば1項目のみでも超重症とする。)
〈例〉75歳男性、脱水あり、収縮期血圧80mmHg・・・重症
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 116 | 19.89 | 75.84 | 33.33 |
その他 | 34 | 18.29 | 76.15 | 8.00 |
急性期の患者さんに対しては、MRIや三次元CT等による迅速かつ正確な診断後、脳梗塞のt-PA静注やくも膜下出血の原因である脳動脈瘤の手術等の対応を早期に行っています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K610-3 | 内シャント設置術 | 47 | 7.72 | 10.64 | 4.26 | 70.51 | シャント増設術 |
K616-4 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 | 32 | 3.31 | 5.47 | 0.00 | 72.09 | PTA当日入院(1泊2日) PTA当日入院(2泊3日) |
K6147 | 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) | 13 | 6.54 | 13.38 | 7.69 | 68.54 | |
K635-3 | 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 | – | – | – | – | – | |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | – | – | – | – | – |
①経皮的シャント拡張術・血栓除去術(233例/年)
→ バスキュラーアクセス(シャント)の機能不全に対して、カテーテルと呼ばれる細い管を血管に挿入し、狭窄部あるいは閉塞部を再開通させる治療です。
②シャント設置術(89例/年)
→ 血液透析は大量の血液を機械に供給し血液を浄化する治療法です。透析専用の針が刺しやすく止血しやすい血流豊富な血管の作製を行います。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K9212ロ | 造血幹細胞採取(一連につき)(末梢血幹細胞採取)(自家移植の場合) | 22 | 7.68 | 2.86 | 0.00 | 63.86 | |
K6261 | リンパ節摘出術(長径3センチメートル未満) | 15 | 5.20 | 27.47 | 13.33 | 75.87 | |
K6262 | リンパ節摘出術(長径3センチメートル以上) | – | – | – | – | – | |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | – | – | – | – | – | |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。) | – | – | – | – | – |
同種造血幹細胞移植は再発難治の急性白血病や骨髄異形成症候群を中心に年間40~50例、累積で1,000例以上行っています。また当院は骨髄バンクの骨髄および末梢血幹細胞採取施設、非血縁者間移植施設、臍帯血移植施設です。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) | 408 | 0.18 | 1.10 | 0.00 | 66.85 | 大腸ポリテクトミー |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 117 | 4.05 | 9.20 | 12.82 | 75.16 | |
K6152 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) | 90 | 1.83 | 8.71 | 1.11 | 76.2 | 内視鏡的硬化療法(EIS) |
K6871 | 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみのもの) | 73 | 2.03 | 8.19 | 8.22 | 75 | |
K6532 | 内視鏡的胃ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) | 51 | 0.00 | 5.63 | 0.00 | 73.73 |
大腸ポリープ・早期大腸癌に対する内視鏡的粘膜切除術(EMR)や内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、大腸ステント留置術、胃がんに対するESD、止血処置、イレウス管留置、胃瘻増設など多岐にわたって治療を行っています。
肝癌に対するTACE、胃静脈瘤やシャント脳症に対するバルーン下逆行性経静脈的塞栓術(BRTO)などカテーテルを用いた治療を積極的に行っています。
また、胆道腫瘍や結石により胆汁の流れが悪くなった場合は内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術により胆汁を対外に排出させています。膵臓や胆管の腫瘍により胆管狭くなった場合は、ドレナージチューブを外して社会復帰できるよう内視鏡的胆管ステント術を行っています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) | 91 | 1.89 | 4.34 | 1.10 | 72.63 | |
K5951 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの) | 35 | 1.09 | 5.09 | 0.00 | 65.43 | |
K5972 | ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合) | 20 | 4.65 | 13.60 | 5.00 | 79.45 | ペースメーカー手術午前(新規) ペースメーカー手術午後(新規) |
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの) | 19 | 0.95 | 13.68 | 10.53 | 74.84 | |
K597-2 | ペースメーカー交換術 | 17 | 1.06 | 8.65 | 5.88 | 82.47 | ペースメーカー手術午前(交換) ペースメーカー手術午後(交換) |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | 126 | 1.10 | 3.49 | 16.67 | 78.87 | |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 89 | 0.94 | 5.44 | 2.25 | 61.24 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 |
K4762 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) | 51 | 0.98 | 3.51 | 0.00 | 64.71 | 乳房切除術 |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 45 | 4.71 | 13.98 | 2.22 | 73.27 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 43 | 1.14 | 3.19 | 0.00 | 67.14 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) 等 | 156 | 4.36 | 17.09 | 73.08 | 81.78 | 大腿骨頸部骨折(人工骨頭置換術) 大腿骨頸部骨折(γネイル術) |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) 等 | 109 | 4.64 | 18.84 | 82.57 | 82.53 | 大腿骨頸部骨折(人工骨頭置換術 大腿骨頸部骨折(γネイル術) |
K0821 | 人工関節置換術(膝) 等 | 86 | 2.13 | 20.56 | 38.37 | 74.03 | 人工膝関節全置換術 |
K1425 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。)(椎弓切除) | 33 | 1.61 | 13.88 | 24.24 | 71.85 | 頸椎椎弓形成術 |
K142-4 | 経皮的椎体形成術 | 31 | 6.48 | 13.10 | 38.71 | 77.45 |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 37 | 1.51 | 7.57 | 24.32 | 77.95 | 慢性硬膜下血腫(穿孔洗浄・酸素置換術) |
K1692 | 頭蓋内腫瘍摘出術(その他のもの) | 13 | 4.85 | 21.31 | 23.08 | 70.00 | |
K1742 | 水頭症手術(シャント手術) | – | – | – | – | – | |
K1781 | 脳血管内手術(1箇所) | – | – | – | – | – | |
K609-2 | 経皮的頸動脈ステント留置術 | – | – | – | – | – |
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8036ロ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他のもの) | 116 | 1.33 | 4.75 | 0.00 | 74.46 | 膀胱の手術(TUR-Bt) |
K768 | 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) | 35 | 0.03 | 1.29 | 0.00 | 67.97 | 体外衝撃波結石破砕術(ESWL) |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 32 | 0.91 | 10.97 | 15.63 | 78.06 | |
K8412 | 経尿道的前立腺手術(その他のもの) | 20 | 1.50 | 8.00 | 0.00 | 73.30 | 経尿道的前立腺摘出術(TUR-P) |
K797 | 膀胱内凝血除去術 | 13 | 0.15 | 12.08 | 30.77 | 83.54 |
経尿道的尿管ステント留置術は結石や腫瘍に伴う水腎症に対して行っています。
尿路結石に対しては経尿道的尿管砕石術と体外衝撃波結石破砕術を行っています。
前立腺肥大症に対しては経尿道的前立腺切除術(TURP)を行っています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8982 | 帝王切開術(選択帝王切開) | 28 | 3.36 | 6.07 | 0.00 | 32.32 | 帝王切開 |
K877 | 子宮全摘術 | 24 | 1.00 | 7.54 | 0.00 | 51.00 | |
K8882 | 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの) | 20 | 1.00 | 4.15 | 0.00 | 47.45 | |
K877-2 | 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 | 16 | 1.00 | 6.38 | 0.00 | 49.13 | 婦人科膣式手術 |
K8881 | 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(開腹によるもの) | 16 | 1.00 | 7.19 | 0.00 | 64.25 |
一方婦人科では、子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮内膜ポリープなどの良性疾患に対して、開腹手術、腹腔鏡下手術、子宮鏡下手術などを中心に、安全第一で行っています。子宮頚癌の初期や前癌病変に対しても、的確な処置や子宮頚部円錐切除を行い、進行子宮癌や卵巣癌に対しての悪性腫瘍手術もガイドラインに準じ行っています。また、高齢化に伴い子宮脱、膀胱瘤、直腸瘤などの骨盤臓器脱も増加傾向にあり、保存的治療(ペッサリー)や手術療法(子宮脱手術)を行っています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) | 48 | 0.13 | 1.02 | 0.00 | 75.54 | 白内障手術(片目、当日入院) 白内障手術(両眼)(前日入院) |
K2423 | 斜視手術(前転法及び後転法の併施) | 14 | 0.93 | 1.00 | 0.00 | 13.71 | 斜視手術(前日入院) 斜視手術(当日入院) |
K2542 | 治療的角膜切除術(その他のもの) | – | – | – | – | – | |
K234 | 眼窩内腫瘍摘出術(表在性) | – | – | – | – | – | |
K2172 | 眼瞼内反症手術(皮膚切開法) | – | – | – | – | – |
全身疾患があり入院での手術を希望される方も多く、該当科との協力により安全に手術を行えるよう心がけています。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K3772 | 口蓋扁桃手術(摘出) | 122 | 1.01 | 3.97 | 0.00 | 24.15 | 扁桃摘出術 |
K6261 | リンパ節摘出術(長径3センチメートル未満) | 47 | 0.02 | 1.00 | 0.00 | 64.09 | 頸部リンパ節生検(局所麻酔) |
K340-5 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) | 44 | 1.00 | 2.25 | 0.00 | 53.27 | 慢性副鼻腔炎(局所麻酔) 慢性副鼻腔炎(全身麻酔) |
K4631 | 甲状腺悪性腫瘍手術(切除) | 25 | 1.04 | 3.64 | 0.00 | 65.52 | 甲状腺手術 |
K347-3 | 内視鏡下鼻中隔手術1型(骨、軟骨手術) | 20 | 1.00 | 2.55 | 0.00 | 41.25 | 鼻中隔矯正術+粘膜下下鼻甲介骨切除術 |
頭頸部腫瘍の手術では、甲状腺癌や甲状腺良性疾患に対する手術が多いことが当科の特徴となっています。甲状腺癌の手術では、病巣が一側に限局している場合には原則として、患側葉切除、気管周囲リンパ節廓清を行い、反回神経を温存する方針です。副鼻腔炎の手術では主に鼻内視鏡を用い、必要に応じて副鼻腔だけでなく、鼻中隔矯正術や下鼻甲介骨切除術も併用します。真珠腫性中耳炎など難治性の中耳炎には鼓室形成術、そうでないものには鼓膜形成術(接着法)を行っています。鼓膜形成術(接着法)は通常2泊3日の入院、希望があれば日帰り手術も可能です。顔面神経麻痺に対する顔面神経減荷術(経乳突洞法)も行っています。
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | – | – |
異なる | 11 | 0.09 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 33 | 0.28 |
異なる | 17 | 0.14 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | – | – |
異なる | 10 | 0.08 | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 12 | 0.10 |
異なる | – | – |
医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべき病名について、入院契機となった病名との同一性の有無を区別して、患者数と発生率を示しています。
手術・処置等の合併症についても一定の割合で起こり得る病態ですが、発生率は低く抑えることができています。
- 2020/9/30
- 令和元年度 広島赤十字・原爆病院 病院指標を作成しました。
令和元年度中に退院した患者さんの年齢(入院時点)を、10歳刻みで集計しています。
地域の中核病院として幅広い年齢層の方々にご利用いただいています。
高齢者の割合が高い理由の一つに、被爆者医療の中核機関として、長年に渡り被爆者医療を提供してきた背景が考えられます。