日本赤十字社 広島赤十字・原爆病院

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2022.08.04

研修

広島県災害拠点病院災害対応基礎研修(第1回)を受講しました

令和4年7月29日(金)、当院会議室に設置したサテライト会場などで、オンラインで実施された広島県災害拠点病院災害対応基礎研修(第1回)を受講しました。

本研修は、県内の災害拠点病院職員を対象に災害について学び、災害拠点病院としての役割をさらに推進していくことを目的として開催されました。第1回目の研修内容は「災害とはなにか?」と題し、広島大学 大学院医系科学研究科 久保 達彦教授が講演されました。

近年の広島県内における各災害の状況や、DMAT創設の経緯などについて話がありました。災害診療記録や災害時診療概況報告システムJ-SPEEDは、東日本大震災の際に標準様式のカルテがなく継続診療に支障をきたしたことで整備され、熊本地震において大規模に稼働されました。これによって「どの地域でどのような疾患が多いか」が可視化され、保健医療調整に貢献したとのことでした。

災害拠点病院の職員として、災害について考える良い機会となりました。

サテライト会場での受講の様子
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