2022.07.13
研修
呼吸器オープンカンファレンスを開催しました
令和4年7月7日(木)にがん診療に関わる地域医療連携研修会 呼吸器オープンカンファレンスを開催しました。コロナ禍のため、院外の先生方はオンラインでの参加、また当院職員は東棟9階講堂で聴講というハイブリッド形式で実施し、院外21名、院内54名、計75名と多くの方にご参加いただきました。
今回は「肺癌に対する放射線治療の進歩」と題し、以前当院にもご在籍されていた、高知大学医学部放射線腫瘍学講座 教授 木村 智樹 先生にご講演いただきました。
木村先生から直近の放射線治療についてわかりやすく講義いただき、参加者からは、「放射線性肺臓炎について参考になった」、「機能している肺への線量を少なくするなど患者さんのQOLを考え治療をされていると感じた」、「病態にもよるが、肺癌に対して手術と同等の治療成績を放射線治療によって得ることができると分かった」、「今後肺がん治療は外科的治療ももっと少なくなるのかと感じる」などの感想が聞かれました。
今後も研修会を通して、地域における医療の向上と、地域連携を深めてまいります。