2021.05.24
研修
介護職員の方々を対象に感染予防対策の研修を行いました
こんにちは、感染管理室です。
(公財)介護労働安定センター様からの依頼を受け、感染予防対策についての研修を行いました。この研修は「短期専門講習」といい、介護領域の方々が専門的な知識や技術を学ぶ場となっています。
今回は「感染対策の基本と新型コロナウイルス感染症の感染対策」をテーマに話をさせていただきました。
介護施設や高齢者施設では抵抗力の弱い方や、高齢者の方々が集団で生活をしており、感染症が広がりやすい状況にあります。しかし、基本的な考え方のもと日頃から適切な感染対策をしていれば、施設での感染症の発生や広がりを防ぐことができます。
コロナもしかりで、平時からの予防策の遵守、いわゆる、ユニバーサルマスキング(みんながマスクを着けよう!)、手洗い、清掃、三密防止の徹底がとても大切であることをお話しました。
また、実際に施設で発生した場合を想定し、感染拡大を防ぐための具体的な対応や個人防護具の着脱についての演習も行いました。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、対面での参加は小人数とし、多くの方はリモートでご参加いただいており、防護具の着脱が一緒にできなかったことは残念でした。
広島赤十字・原爆病院では、介護領域の職員さんや利用者の方々が安心して過ごせるよう、地域ぐるみで感染対策を行っていけるよう取り組んでまいります。
感染対策の研修の開催やご相談など、なにかありましたらお声がけください。