日本赤十字社 広島赤十字・原爆病院

病院公式ブログ

2025.03.18

研修

がんゲノム医療研修会を開催しました

令和7年3月13日(木)院内の職員を対象にがんゲノム医療研修会を開催しました。
みなさんはがんゲノム医療という言葉をご存じでしょうか?
がん遺伝子パネル検査とよばれる、多数のがんの遺伝子を同時に解析して一人ひとりの体質や病状に合わせた治療を行う医療です。当院を含む、限られた施設で実施されています。
今回の研修会は、がんゲノム医療で活躍されている二人の講師を姫路赤十字病院よりお招きし、副院長の甲斐恭平先生より「がんゲノム医療の現状と今後の課題」、認定遺伝カウンセラーの藤田裕子先生より「がんゲノム医療における多職種連携」をテーマにご講演いただきました。
がん遺伝子パネル検査の流れをはじめ、チーム医療の重要性、最新の検査まで幅広くかつ大変わかりやすい説明でした。
参加者からは、「ゲノム医療へのモチベーションがあがった」「遺伝カウンセラーの仕事内容がわかった」との感想が寄せられ、大変勉強になる研修会でした。
今回の研修会での学びを活かし、がんゲノム医療を必要とされる患者さんにお届けできるようがんばってまいります。

姫路赤十字病院 副院長 甲斐恭平先生
研修の様子
甲斐先生(左から4番目)藤田先生(左から5番目)と当院スタッフ
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