2023.12.07
研修
院内災害対応訓練(実働訓練)を実施しました
令和5年11月23日に、災害救護体制の徹底を図ることを目的とし、院内災害対応訓練(実働訓練)を実施しました。
訓練当日は、109名の職員が訓練参加者として、61人の職員が模擬患者役として参加。大きな地震が発生し、広島市で震度6弱を記録した想定で行いました。
今回の訓練では災害発生時に設置される災害対策本部と新設部門をメインとし平日の午前中に発災した想定で訓練を実施。
南棟4階会議室に設置された災害対策本部では、緊急地震速報の放送後、災害対策本部を立ち上げ、院内の被害状況等の情報収集を行いました。その後、災害対応の体制に入り、次々に付与される状況に対し、職員は災害対応マニュアルに従いながら活動しました。
1階の新設部門では模擬患者が来院し、トリアージ(※)後、各エリアへ搬送・治療を行うといった流れや処置について、各自の動きを確認しました。
今後も災害時に備え、また災害拠点病院としての機能を充実させるためにも、定期的な訓練・研修の実施や、マニュアルの見直しなどを繰り返し、迅速に対応できるよう努めます。
※トリアージとは
大規模災害等多数の傷病者が発生した場合、搬送や治療の優先順位の判断基準として用いられる選別方法のことです。