治療と仕事の両立支援研修会を開催しました　～がん相談支援センター～

令和５年９月７日、当院職員を対象に広島県との共催による「治療と仕事の両立支援研修会」を開催しました。講師には社会保険労務士の金季先（キム　ケソン）先生にお越しいただき、病院としてがん治療と仕事の両立支援の必要性やその役割について、講義いただきました。研修会では、公的制度に関する制度のしくみや具体的な相談事例に沿った対応例をご紹介いただきながら、わかりやすくお話していただきました。
参加者からは、「初めて聞く制度が多く、知らないことが多かったのでとても勉強になった」「患者さんへ療養制度のことは伝えていたが、その必要性を改めて強く感じた」「まず自分の職場の制度を知ることが大事だと学んだ」など多くの感想が寄せられました。がんと診断された時、また長期にわたる治療が必要な患者さんに対して、しっかり支援できるように、今後も正しい知識の習得に努めて参ります。
社会保障制度は利用するために準備された国の制度です。仕事を辞めると申請が難しくなる制度もありますので、「仕事を辞める」という決断の前に、がん相談支援センターまで、ご相談にお越し下さい。