日本赤十字社 広島赤十字・原爆病院

病院公式ブログ

2019.05.22

行事

中学生が平和学習に来られました

令和元年5月9日(木)、名古屋にある金城学院中学校の3年生と山口県下松市立末武中学校の2年生が平和学習に来られました。

 

【金城学院中学校】

金城学院中学校では毎年修学旅行で広島を訪れ、各グループに分かれて被爆体験を聴いたり、被爆建物を巡るなど、戦争や原爆について学ぶ時間を設けています。

今年はその中の1グループ、40名が来院されました。

最初にパンフレットをとおして当院の歴史や原爆の被害、当時の状況などを説明し、その後は被爆資料室、メモリアルパークを見学していただきました。

メモリアルパークでは曲がった窓枠を実際に見て、当時の状況に思いを馳せ、爆風の強さに衝撃を受けているようでした。

今回の体験で、改めて平和への思いを強くして、若い力で世界に発信していただけたら、と願っています。

 

【下松市立末武中学校】

末武中学校では広島市内の被爆建物や碑を巡るなど、平和についての班別研修を行っています。

今回は、7班、41名が来院されました。

班ごとに別行動されていて到着時間がまちまちだったため、早く着いた班から順にパンフレットを使っての説明を行い、被爆資料室、メモリアルパークを見学していただきました。最後はメモリアルパークで全員が集合し、熱心に写真を撮ったり、中には「もっと近くで見てもいいですか」と言って、近くに寄って慰霊碑をじっと見ている生徒さんもいらっしゃいました。

戦争や原爆の悲惨さや平和について、それぞれが改めて考える一日になったのではないかと思います。

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