2019.06.06
行事
今年度も6小中学校から平和学習に来られました
岐阜県飛騨市立古川中学校
5月21日(火)、岐阜県飛騨市立古川(ふるかわ)中学校の生徒名19名が来院され、平和学習を行いました。
原子爆弾の威力は凄まじく、爆心地から500m以内は鉄骨建造物さえ破壊され、木造家屋の倒壊は2km以遠に及びました。当院は、爆心地からおよそ1.5kmのところにありますが、メモリアルパークにある旧本館の鉄製の窓枠は爆風でゆがめられ、当時の惨状を今に伝えています。
被爆地ヒロシマで見たり聞いたりしたことにより、生徒たちに「平和」の大切さや尊さに気づいてもらいたいそんな思いを込めて、平和学習に取り組んでいきたいと思っています。
兵庫県宝塚市立末成小学校
5月21日(火)、兵庫県宝塚市立末成(すえなり)小学校の児童23名が来院され、平和学習を行いました。
児童らは、当院の歴史や被爆直後の救護活動の様子などについて説明を受けたあと、メモリアルパークにある「爆風でゆがんだ鉄製の窓枠」や「窓ガラスの破片が突き刺さった痕が残る壁」、そして原爆投下の朝、勤労動員中に原爆の犠牲となり、旧本館前の円形花壇に並べられた中学生の遺体の絵を陶板にした「動員学徒の碑」を神妙な面持ちで見学していました。
岐阜県高山市立久々野中学校
5月29日(水)、岐阜県高山市立久々野(くぐの)中学校の生徒4名が来院、平和学習を行いました。
生徒たちは、東棟5階共用カンファレンス室において、当院の歴史や被爆直後の救護活動の様子、そしてその後の当院の被爆医療への取り組みについて説明を受けたあと、東棟1階被爆資料室を見学し、最後にメモリアルパークにおいて被爆遺構を見学しました。
岐阜県飛騨市立神岡中学校
6月4日(火)、岐阜県飛騨市立神岡(かみおか)中学校から、10名の生徒さんが平和学習のため当院を訪問されました。
当院の歴史、被爆直後の救護活動の様子、そして被爆医療に対する当院の取り組みなどの説明ののち、メモリアルパークにある被爆遺構「爆風でゆがんだ鉄製の窓枠」や「窓ガラスの破片が突き刺さった痕が残る壁」などを見て回りました。西川社会課長から、「広島で見たり聞いたりしたことを家族や友人に話し、平和について考える機会を持ってほしい」とお伝えしました。
岐阜県岐南町立岐南中学校
6月4日(火)、岐阜県岐南町立岐南(ぎなん)中学校の生徒37名が来院、平和学習を行いました。
当日、生徒たちは大型観光バスで来院、日本赤十字社広島県支部の中庭に駐車しました。
生徒たちは、当院の歴史や被爆直後の救護活動の様子などについて説明を受けたほか、「広島の恩人」として知られるマルセル・ジュノー博士についてもその功績などの説明を受け、被爆医療に関する理解を深めました。最後に生徒たちはメモリアルパークにおいて被爆遺構を見学し、バスで次の見学地へと向かっていきました。
日本大学第二中学校
6月5日(水)、日本大学第二中学校(東京都杉並区)から、7名の生徒さんが平和学習のため当院を訪問されました。
同校の3年生は、修学旅行において毎年広島を訪れ、班別自主研修により、「原爆関係の慰霊碑等の概要」の地図をもとに供養塔や慰霊碑や等をめぐり、平和学習を行っているとのことです。
当院の歴史、被爆直後の救護活動の様子、そして被爆医療に対する当院の取り組みなどの説明ののち、メモリアルパークにある被爆遺構「爆風でゆがんだ鉄製の窓枠」を見て、当時の様子に思いを馳せていました。