日本赤十字社 広島赤十字・原爆病院

病院公式ブログ

2024.11.21

その他

地域ぐるみで行う感染対策!感染防止対策に係る合同カンファレンス

当院では、地域の病院や診療所、医師会や行政等の施設と連携し、年4回、感染防止対策に係る合同カンファレンスを開催しています。
このうち1回は「新興感染症の発生等を想定した訓練」を実施しています。今年度第3回目の合同カンファレンスを令和6年11月15日(金)に開催し、併せて、「新興感染症の発生等を想定した訓練」も実施しました。

今回は、19の連携医療機関、広島市医師会および行政機関の方々にご参加いただき、WEB形式で行いました。当院からは、感染制御チームの医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師が参加しました。

今回の訓練は、「手指衛生が必要な5つの場面」をテーマに、必要な場面・タイミングで手指衛生を行わないと病原体がどのように付着するかシミュレーションしました。蛍光塗料を病原体に見立て、看護師が手指衛生をせずに業務を行うと、どのように病原体が拡がるかを可視化して実演しました。

訓練を通じて、手指衛生の重要性を再確認し、感染対策の意識を高めることができました。今後も引き続き、近隣の医療施設との連携を強化し、地域ぐるみでの感染防止対策に努めてまいります。

カンファレンスと訓練の様子(補足:一番右の写真は、病原体に見立てた蛍光塗料が付着した箇所がブラックライトで光っています。)

令和6度第2回感染防止対策に係る合同カンファレンスの様子はコチラです。

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