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2024.11.19

その他

日本在宅看護学会第14回学術集会に参加しました

令和6年11月16日(土)〜17日(日)に千葉県で開催された日本在宅看護学会第14回学術集会に発表者として訪問看護ステーション課の看護師2人で参加しました。

今回の学会のテーマは「多様性がインフィニティ∞ 在宅看護」でした。講演会や交流集会は、大学講師や医師による理論的なものから、看護師視点のものづくりにおいて実際に起業、商品化、販売されたお話、福祉用具の体験コーナーなど、多岐にわたりとても刺激的なプログラムばかりでした。

特に印象的だったのは、「座りケア」についてです。車椅子を個々の体に合ったものにカスタマイズする、つまり、「車椅子の処方箋をつくる」ことで、嚥下機能や上肢の可動域を改善する事例を見て、大変感銘を受けました。
日々のケアを見つめ直し、見過ごしていることに気づくことの大切さを学び、さらに専門職と共有・連携していけば、利用者さんの人生を豊かにできる可能性は無限∞だと感じワクワクしました。

夜は交流会に参加し、各地から集まった訪問看護の仲間と楽しくお話できました。
そして最後にご紹介したいのが、この学会で私たちに癒しを与えてくれたマッサージ機「エスコート・エイチ」です。
日頃の蓄積した疲労から解放され、贅沢な時間を過ごすことができました。
今回の学びを自部署に持ち帰り、よりよい看護の提供に尽力したいと思います。大満足の2日間でした。

訪問看護ステーション課 今井 中村

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