がんサロンを開催しました

令和6年10月2日（水）がんサロンを開催し、当院血液内科の牟田医師から「悪性リンパ腫について」というテーマでお話しました。

悪性リンパ腫は、どこの部位に病気が出るかにより症状が異なります。また、高齢化により増加傾向にもあることから、誰でもがんになるリスクがあるので検診が必要です。
診断後に治療を行うためには、検査から得られた病気の情報だけではなく患者さんそれぞれの身体機能や認知機能、個人の要望等もふまえて治療方法を検討しています。
また、治療を行っていると副作用が生じることもあります。血球減少は目で見てわかりにくいですが、治療後2週間程度で低下していることもあるので、感染症対策として人込みを避けること、食事では生ものを控えること、また口腔内の清潔を保つことに留意が必要です。そして、熱で寒気やふるえるなどの症状があるときは病院に連絡をしてくださいと伝えました。

参加者からは、「わかりやすいお話で時間があっという間だった」「ていねいなお話と質問への回答が聞けてよかった」「アドバイスがもらえてよかった」などの声が聞かれました。