日本赤十字社 広島赤十字・原爆病院

病院公式ブログ

2024.10.01

その他

集中治療室より-患者さんに安心を

当院の集中治療室では、全身の状態が不安定な患者さんや術後の患者さんの回復を目指して治療・看護を実践しています。その中で、RRT(急変に対応する初動チーム)活動も行っており、院内の急変を減らすことをめざしています。

RRT活動は、24時間体制で、「患者さんの状態が急変する前に気付き、介入&悪化させない」ことを目標にしています。患者さんの異常の早期発見のために、毎日担当看護師が各病棟をラウンドしています。患者さんに何かおかしいと思えることがあれば、院内のどこからでも連絡を受け付けており、救急医と集中治療室看護師で必要とされるあらゆる場所に出向きます。そして、患者さんの状態に合わせて急変の回避につながる治療や看護を提案します。

この活動には、患者さんの状態を的確に判断するスキルが必要になります。そこで、BLS(一次救命処置)研修会や特定行為看護師や認定看護師による勉強会の実施、救急医との症例検討会での振り返りなどを行い、日々スキルアップを図っています。
“患者さんの様子が何かおかしい”と感じた看護師がいちばんに相談できる存在になり、いち早く患者さんの対応ができるようにICUスタッフみんなで取り組んでいきます。

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