日本赤十字社 広島赤十字・原爆病院

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2024.08.02

その他

第25回 日本赤十字看護学会学術集会に参加しました

7月20日、21日に廿日市の日本赤十字広島看護大学で開催された日本赤十字看護学会学術集会に参加しました。
学会のテーマは「赤十字の看護−本質を捉える–」でした。川嶋みどり先生の基調講演の中に「臨床は、看護師不足ではなく看護不足だ。パソコンばかりに向けている看護師の手を、ぜひ患者に当ててほしい。」というお話がありました。効率化が求められる中で、業務遂行能力が高い=いい看護師と勘違いしがちであること、看護の本質を立ち止まって考えられていないことに気が付き、猛省しました。同時に、赤十字病院で看護師をしている意味を考える機会をいただきました。

当院看護部からは、示説・口演発表を含め7題の発表がありました。さらに、教育公演等での質疑応答時に、当院の看護師が積極的に質問をする姿もあり、同じ病院のスタッフとして誇らしい気持ちになりました。今後も、当院のスタッフと共に研究に取り組んだり切磋琢磨することで、赤十字の看護を体現できる人材になりたいと背筋が伸びました。

                                             集中治療室 久保南

日本赤十字看護学会学術集会参加者との様子
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