日本赤十字社 広島赤十字・原爆病院

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2024.07.18

その他

がんサロンを開催しました

令和6年7月3日(水)に当院の訪問看護ステーション課看護師より、「これからのLifeについて一緒に考えてみませんか」というテーマでお話しました。

自分のLifeについて考えるということは、アドバンスケアプランニング(ACP)を行うことであり、自分が希望する医療を受けること、また自分や家族にとっての安心感につながります。自分のLifeについて考えるツールとしてエンディングノートの紹介や広島県のACPシート(あなたの意向の確認シート)などを紹介しました。自分なりの方法で日記や手帳に記載してもよいので、それを活用して家族や大切な人、医療者に意向や価値観を伝えて共有しておくことが大切です。
訪問看護では、在宅にいながら採血や点滴、薬の管理、医療行為を受けたり、清潔ケアなど日常生活の支援も受けることができます。だれでも利用することができますので、希望される方は主治医や看護師、相談支援センターにおたずねください。
参加者からは「訪問看護について知ることができた」「大切だけど話し辛いことだと思うが家族で話し合うチャンスになってよかったと思う」「エンディングノート作成の必要性について勉強になった」などの声が聞かれました。

次回は7月18日(木)「医師からのお話(乳がんについて)」というテーマで医師からお話する予定です。

がんサロンの様子                ACPカードとエンディングノート
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