「抗がん剤とのつき合い方」をテーマにがんサロンを開催しました

令和6年5月15日に今年度1回目のがんサロンを開催しました。
今回は、がん化学療法看護認定看護師より「抗がん剤との付き合い方」というテーマでお話をしました。
抗がん剤と聞くと「こわい」「辛い」というイメージをお持ちの方もおられ、治療に伴う副作用に不安を持たれる方も少なくないと思います。しかし、治療は様々あり、使用する薬剤や治療のスケジュール、副作用の種類や程度、副作用の起こる期間には個人差も大きく影響します。副作用の程度や期間を知ることで副作用への対処を予測して行うこともでき、抗がん剤とうまくつき合い、自分らしい生活や仕事の調整もできます。
そのためには、ご自身が感じた副作用の症状について診察の時に主治医と話し合い、対処に使用する薬剤を準備しておくことや、治療の予定（スケジュール）について確認すること、緊急時にはどのように対応したら良いかなど事前に相談しておくことが大切です。また、手帳に日々の体調変化や体温、血圧、体重などをメモしたり、日記をつけておくと、どの時期にどんな体調（どんな気持ち）だったのか医師をはじめとする医療者と情報を共有しやすくなり、早めに対処ができます。

次回のがんサロンは、6月19日（水）に「資生堂ライフクオリティービューティーセミナー」を開催します。眉メイクやお肌のケア、ポイントメイクなど専門家の方を講師にお招きして開催する予定です。男性の方も大歓迎です。ぜひご参加ください。