日本赤十字社 広島赤十字・原爆病院

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2024.03.21

その他

がんサロンを開催しました


令和6年3月13日、「がん治療中のお食事~たんぱく質を摂る工夫~」というテーマでがんサロンを開催し、当院の管理栄養士がお話ししました。
食品は、栄養素の働きごとに体を動かすエネルギーのもとになる「炭水化物・脂質」、筋肉や血液など体を作るもとになる「たんぱく質」、体の調子を整える「ビタミン・ミネラル・食物繊維」の3つのグループに分けられます。
その中でも炭水化物やたんぱく質が不足すると体重が減少したり、たんぱく質が不足すると筋肉量も減少します。そのため、主食・主菜・副菜がそろったバランスの良い食事を心がけることが大切です。たんぱく質は肉や魚、卵、大豆製品、乳製品に多く含まれ、1回の食事あたり15~20g程度食べるのが目標です。肉や魚は片手手のひらサイズ、その他の製品は2~3品組み合わせることが望ましいです。
食欲が低下したときには、口当たりがいい「たまごサンド」やたんぱく質源の卵や牛乳が使われた「フレンチトースト」、アイスクリームやフルーツヨーグルト、エネルギーやたんぱく質が含まれた栄養補助食品を取り入れることもおすすめです。
参加者の方からは「具体的な食品の選び方や必要な量などが聞けて良かった」「食べることは日々欠かせないことなので話が聞けて良かった」といった感想がありました。
次回のがんサロンは、5月に開催予定です。詳細は、病院内の掲示やホームページでお知らせしますので、ぜひご参加ください。

がんサロンの様子
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