令和5年度　第１回保険診療講習会を開催いたしました

令和5年11月21日、一般社団法人日本血液製剤機構　谷澤正明氏をお招きし、第１回保険診療講習会「令和6年度診療報酬改定の動向　～広島赤十字・原爆病院はトリプル改定・働き方改革元年・医療DX改定にいかに備えるか～」と題して、ご講演いただきました。
会場とZoomによるハイブリット講習会として開催し、215名の職員が参加しました。
皆様は「診療報酬」という言葉を聞いてどのようなことをイメージされますか？診療報酬は、皆様が受けた医療行為（手術、検査、投薬など）に対して医療機関に支払われる対価のことをいい、医療の進歩や社会情勢に合わせて2年に1度改定されています。令和6年度は医療・介護・障害福祉が同時に改定される「トリプル改定」の年となり、今後の動向が注目されているところです。
講演では、人口減少が進む中で病院の統廃合や再編が進んでいる現状、地域の現状に合わせて病院の機能分化が進んでいること、スムーズな診療をサポートするために医師事務作業補助者や救急救命士など様々な職種が活躍していることなど、他病院での実例を交えながら話されました。
今後当院が地域や患者さんから信頼される病院であり続けるためにはどうすべきか考えるきっかけとなり、職員にとって大変有意義な講習会となりました。