日本赤十字社 広島赤十字・原爆病院

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2024.06.21

寄付・寄贈

ANAグループより「しあわせの花すずらん」と「しおり」をご寄贈いただきました

5月21日(火)、ANAグループ(全日本空輸株式会社)様より、北海道で栽培されたしあわせの花すずらんとオリジナルのしおりをご寄贈いただきました。
この催しは、昭和31年からANAグループの社会貢献活動として実施されており今年で69回目を迎えます。
客室乗務員をはじめANAグループ関係者の方にもご来院いただき、贈呈式を開催することができました。すずらんのかわいい花からは涼やかな香りがひろがり、和やかな雰囲気の中での贈呈式となりました。
 
また同日、ANA広島支店の職員の方々が、昭和41年2月4日に発生した全日空羽田沖墜落事故で殉職された客室乗務員天野美紀枝さんの石碑にお参りをされました。
天野さんは事故の前年に当院をすずらん贈呈式で慰問に訪れ、入院患者さんにすずらんの切花を手渡されていました。当院に入院されていた患者さんが、航空機事故の被害者名簿に天野さんの名前を見つけ、生前の天野さんを偲び、患者同士の呼びかけによる募金により、石碑が建てられました。
この石碑は、現在、病院に隣接するメモリアルパークに設置され、ANAの職員の方々がすずらん贈呈式と合わせて毎年、慰問に来られています。

ご寄贈いただいたすずらんの花としおりは当院患者様に配布させていただきました。心のこもった贈り物をありがとうございました。

すずらん贈呈式と慰問の様子
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