2023.01.12
職員コラム
職員コラム~「臨床実習指導者講習会」を受講しました
こんにちは、作業療法士の道財翔太です。このたび令和4年12月3・4日に、「臨床実習指導者講習会」を受講しました。
この講習会は厚生労働省が2017年に行った「第5回理学療法士・作業療法士養成施設カリキュラム等改善検討会」で提示されたもので、今後病院実習で学生を指導する上では必須のプログラムです。
内容は、学生に対して適切な指導を行うこと、指導者や施設による内容のばらつきを極力軽減すること、レポート第1ではなく学生の実習への参加をしっかりと促すことなどでした。土日を丸2日使っての講習会で、かなりハードな内容ではありましたが、従来の実習での課題を改善するべく、とてもよく整理されたものであると感じました。
学生指導というと「業務が1つ増える、手間がかかる」といったイメージで、実際その通りではあります。その中で更に、講習を受けなければ指導ができないという、一見かなり面倒な制度のように思われるかもしれません。
しかしながら、より良い指導を行い、優秀な人材を育て確保することこそ、長期的に見れば自分自身や組織を助けるものだと考えています。また、指導を行うことで、情報の更新や復習の機会も得られ、自身の臨床力の維持や研鑽にもつながると思っています。
今回の経験を活かし、1人でも多くの作業療法士を育て、未来の診療に貢献できるよう取組んでまいります。
リハビリテーション課 作業療法士 道財翔太