日本赤十字社 広島赤十字・原爆病院

病院公式ブログ

2020.03.11

職員コラム

中央棟8階のイベント

今回の職員コラムは中央棟8階病棟です。

中央棟8階で行っているイベントをご紹介いたします。

当病棟は小児科がある病棟です。医師・看護師で、長期入院中の子どもたちに季節を感じ楽しんでいただけるよう様々な行事の企画・運営をしています。

8月には「夏祭り」を開催しました。お祭りの屋台をイメージした飾り付けや出し物を用意し、子どもたちも出し物のお手伝いをしました。そして、浴衣や甚平を着て風船釣りなどで遊びました。10月には仮装をして「ハロウィン」を、12月には「クリスマス」でサンタさんがプレゼントを持ってやってきました。2月の「節分」には、プレイルームにしましまのパンツをはいて金棒を持った鬼がたくさん現れ、みんなで豆をまいて鬼を退治しました。鬼の熱演で泣き出す子もいて少し焦りました。

不定期で、コントラバス、ピアノ、フルートのセッション演奏会(スタッフが演奏します)も行いました。迫力ある生の楽器の音を子どもたちは一生懸命聴き、楽器を触る体験もありました。

また、子どもたちと一緒に工作をすることもあり、子どもたちが作った作品がイベントで活躍することもあります。作品を作る場が子どもたちのコミュニケーションの場にもなります。

「病院で制限のある生活の中でも、少しでも嬉しい楽しい気持ちになって、達成感を感じてほしい」という願いを持って企画・運営をしています。勤務を行いながら、様々な年齢、背景の子どもたちが楽しめるイベントの企画・運営は大変ですが、子どもたちの笑顔や楽しむ姿に、私たちスタッフも癒され頑張ることができます。

これからも治療を頑張っている子どもたちのためにイベントの企画・運営を行っていこうと思っています。

 

 

 

 

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