日本赤十字社 広島赤十字・原爆病院

病院公式ブログ

2020.06.30

職員コラム

中央棟7階です

今回のコラムは中央棟7階です。

中央棟7階は、内分泌・代謝内科があり、糖尿病の治療が必要な患者さんが多く入院しています。糖尿病の患者さんに使用してもらえるパンフレットが今年3月に出来上がりました。

このパンフレットには、糖尿病について知っておいていただきたいことが、ぎゅっと詰め込まれています。内容は「糖尿病について」「検査について」「治療(食事療法・運動療法・薬物療法)について」「日常生活について」「災害時の対応について」などです。このパンフレットの中で、リブレProという機器についても紹介しています。この機器は、腕に装着したセンサーによって組織中のブドウ糖濃度を測定し、その値を1分ごとに記録することができます。一日の血糖値の変動を詳細に把握でき、よりきめ細やかな血糖管理が行えます。このような、最近の話題も載せたパンフレットを、入院された患者さんにお渡しできるようになりました。

パンフレットは、医師・薬剤師・看護師・栄養士・理学療法士・検査技師といった専門職種が携わり、完成までに2年という長い時間を費やした力作です。多職種が連携して作成したこのパンフレットを最後に患者さんが手に取って活用して頂くことで、チーム医療が実現できることになります。

今後も糖尿病の患者さんが、病気と上手く付き合いながら、前向きに日常生活を過ごせるように、支援していきたいと思います。

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