2020.08.27
職員コラム
介護予防認定理学療法士試験に合格しました
みなさんは認定理学療法士という資格をご存知でしょうか。
認定理学療法士は7つの専門分野(基礎理学療法、神経理学療法、運動器理学療法、内部障害理学療法、生活環境支援理学療法、物理療法、教育・管理理学療法)に分けられます。
この資格は、自ら興味のある分野の専門性を高め、高い専門的臨床技能の維持、社会・職能面における理学療法の専門性(技術・スキル)を高めていくことを目的としています。
さらに認定理学療法士は令和4年から四半世紀ぶりに大幅改革の予定で、514.5時間のプログラム受講が必須となるため、理学療法士の臨床能力の更なる底上げに繋がり、今後重要性が高くなる資格と理学療法士協会からも言われています。しかし、現在の有資格者は総会員数(約12万人)の4%に満たない希少な資格です。
今回取得した介護予防認定理学療法士は、介護や障害を予防することに特化した資格です。急性期病院入院中から早期にリハビリテーションを提供することで、将来予測される介護や障害の可能性を予測し、それを軽減することに寄与できればと思っています。
当科にはすでに呼吸器認定療法士2名、循環器認定理学療法士2名、運動器認定療法士2名、代謝認定療法士1名がいますので、スタッフと協力し多角的な視点から患者さんをサポートしていけたら幸いです。