日本赤十字社 広島赤十字・原爆病院

病院公式ブログ

2020.10.16

職員コラム

中央処置室の紹介

中央処置室って、なにしてるの?

みなさん、中央処置室がどこにあるかご存知ですか?中央棟の2階にあります。さまざまな診療科の外来患者さんに、点滴や処置、検査などを行う場所です。また、待合の椅子で待つことが難しい患者さんや、援助を必要とする患者さんなどが診察までお待ち頂くために利用されることもあります。

通院しながらご自宅で生活される患者さんに対して、インスリン等の自己注射指導、禁煙外来の診療補助、減量外来での生活指導など様々な患者指導も行っています。指導については、患者さんやその家族が指導内容を理解し日々の生活で実践できるように、患者さんの理解度を確認しながら指導を進めるように心がけています。

このように、中央処置室にはいろいろなご病気の患者さんが利用されます。私たちは、『看護をつなぐ』を目標として掲げ、入院病棟へ看護をつなぐ、退院後の患者さんを地域へつなぐなど患者さんの日常生活を考えながら関わっています。そのほかにも患者さんや家族の思いなど代弁者としての役割も果たしています。患者さんにとってより良い医療や療養の場を調整するため、医師・病棟看護師・ソーシャルワーカー・訪問看護師など様々な職種と連携を図りながらチーム医療を提供しています。

中央処置室のスタッフ

中央処置室の看護師の多くは、育児短時間制度を利用しながら働いています。始業時間や終業時間も様々なので、スタッフ同士が協力し、みんながワークライフバランスがとれるように努めています。

看護師は、各診療科の診療の介助等も兼務しています。さまざまな診療科の経験を生かし、外来看護師がワンチームとして協力体制をとりながら、患者さんに寄り添った個別性のある看護を実践できるように日々努力しています。心配ごとなどありましたら、お気軽にお声をおかけください。

中央処置室は、なが~い廊下の真ん中あたりにあります。受付カウンターや処置室のドアに、毎月、季節に合わせた飾り付けをしています。廊下を通られる際に、ぜひチラッとご覧ください!

このページのトップへ