2023.10.02
職員コラム
子供のお薬の飲ませ方~
こんにちは、薬剤部の大畑です。私は小児科のある中央棟8階病棟を担当して、子供や保護者に対してお薬の説明を行っています。子供にお薬を飲んでもらうのは、抵抗なく飲んでくれれば良いですが、そう簡単なことではありません。そこで、お薬が嫌いな子供への薬の飲ませ方やポイントを紹介させていただきます。
〈服薬ゼリーの活用〉
最近は色々な味のものがあるので好みに合わせて選ぶことができます。
〈粉薬に水を加え団子状にして頬や上あごの内側に塗りつける〉
お薬の味を感じにくくなります。
〈主食(ミルク・ごはん)にはまぜないこと〉
味が変化し主食嫌いになってしまうことがあります。
〈お薬を飲ませる前にどうしてお薬を飲むのか説明すること〉
小さな子供でも納得して飲んでもらうことが大切です。
〈お薬が飲めたら褒めてあげること〉
褒められれば子供も自信になるはずです。
お薬によっては複数剤型(シロップ、粉薬、錠剤)があるので医師や薬剤師に相談して頂ければ剤型を変更できる場合もあります。また、相性の悪い飲料などもありますので食品との飲み合わせについては身近な薬剤師に相談していただければと思います。
子供にお薬を飲ませる際に苦労されているお母さん、お父さんの助けになれば幸いです。