日本赤十字社 広島赤十字・原爆病院

前立腺がん

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前立腺がん

前立腺がん

治療方針

当院は、日本泌尿科学会の専門医教育施設で、3名の泌尿器科専門医が勤務しています。日本泌尿器科学会の前立腺癌ガイドラインに沿って、また、国際的な多くの学術研究やガイドラインを参考にしつつ、本邦における標準的な治療法を行っています。健康保険診療内で療養担当規則に基づき、患者さんとその家族の希望を十分に考慮して最良の治療を行います。診療の主たる診療科は泌尿器科ですが、麻酔科、放射線科、循環器科、外科など多くの診療科と共同で診療を行っています。また、当院で行っていない治療については適切な医療機関を紹介し、患者さんにとっての最善の治療を目指します。

治療内容

診断においては、1泊2日の入院で超音波ガイド下に前立腺生検を行っています。また、病期診断には超音波断層検査、CT、MRI、骨シンチなどで迅速で正確な診断を目指しています。治療では、前立腺全摘除術以外に、放射線療法、内分泌療法、化学療法も行っています。放射線治療は2014年から副作用が少なく効果が期待されるIMRT(強度変調放射線治療)を開始しました。前立腺癌は終末期には骨転移による癌性疼痛が問題になりますが、3名の泌尿器科医はすべてがん診療従事者対象緩和ケア研修を修了していて緩和ケアにも積極的にかかわっています。

治療実績(2022年実績)

がんの部位別、病期(ステージ)別の治療方法

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